太平洋クルージング【総括】

中部太平洋クルージング総括

🌟航海日数……

5月11日~7月21日  72日間

🌟航海先……

小笠原父島出航→マーシャル諸島共和国 首都マジュロに直行→諸島内環礁を巡航(ウォッチェ→アイルック)→ミクロネシア共和国ポンペイ島→チューク環礁→グァム島→父島入国

🌟乗船ヨット……

船名…ベルベット・ムーン

全長57ft   スチール製 スループ

150馬力エンジン搭載

巡航速度 7~8ノット

🌟航海距離……

約6,000マイル (約11,000km)

🌟乗員……

6~8名  延べ12人が入れ替わり乗船

私を含め3名が最初から最後まで乗船 

いずれにしても仕事を持っている方は、長期の休みは取れず、そのためリタイア組になります。

🌟年齢層……

51~74ですが、年齢関係なく皆さん元気でした!

🌟気温……

約30~33度

熱帯と海洋性のスコールが日に何度も降り湿度も高い

🌟風・波……

風は最高でも10m強、波は最高でも3m程度

普段30ftのヨットに乗っているので57ftのヨットでの風波は大して感じませんでした。   船酔いもまったく無し。

🌟台風……

航海中には一度も台風に遭遇せず助かりました。

7月は観測史上1ヶ月最多の8個の台風が発生しました。帰ってきた21日に5号が発生し17日以上も日本近海を迷走しました。

アイルック環礁のワンコ

ポンペイ島のワンコ 暑いので冷たいタイルの床でグッスリ昼寝!

ポンペイ島のニャンコ

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小笠原父島→横須賀深浦港

2017年7月18日 6:00小笠原父島二見港を出航

7月21日(金)7:00横須賀市深浦港に帰港

520nm(960km)    3日間

暗闇の中、本船の出入が多いので、東京湾口外にて1時間の時間調整を行ったので実質72時間(3日間)の超高速航海でした。

小笠原を出ると、やや西に『そうふ岩』やスミス島、ベヨネーズ列岩等があります。

特に『そうふ岩』は海面に99m突き出た岩で、前から見たかった絶景でしたが、近づくに連れ潮流や波向きが悪く断念となりました。

先に小笠原を出航した、客船新日本丸はAISを見ていると、これらの島々を見て帰った。

鳥島(ジョン万次郎等、多くの漂流者がたどり着いた『鳥島』です)

見た方向では靴のように見えます。

今日もイルカが遊びに着ました

夕陽が沈む際に出来るというグリーンフラッシュは一度も見れませんでした。

東京湾口に近づくと電子海図のAISには船舶がギッシリ表示されてきました。

AIS……500トン以上の国際航海をする船舶に搭載義務のある『自動船舶識別装置』で、印にカーソルを当てると船名、大きさ、速度、船種、目的地等が判明出来る

右側は房総半島、左側は大島、左上には東京湾に出入りする船舶がズラリとあります。 しかしAISを搭載していない船舶も多く有り、ワッチを真剣にしなくてはなりません。 中央下が自船の位置です。

東京湾に昇る朝日

朝焼けの中を進む豪華客船『飛鳥』

無事に深浦港、ボンツーンに着岸

船を洗って、バースに着ける寸前、後5mで突然ギヤーが入らず、流され湾内の岸壁に漂着というハプニングがありました。

次回は72日間の航海を振り返る『総括』をまとめたいと思います。

グァム島→小笠原父島

2017年7月10日(月) 10:40グァム島 アガット・ハーバーを出航

7月15日(土)11:05(日本時間 12:05) 小笠原父島二見港に入港

この間の航海には ヨットにお客さんが!

【アカアシカツオドリ】です飛び魚等を空から狙ってダイビングして餌を捕獲しますが、ヨット等の船に驚いて飛び立つ飛び魚を狙って船の傍を飛んでいます。

疲れているのか、半日もいました

警戒心が無く、近づいても逃げません。

こちらも半日以上滞在、海カラスでしょうか?

グァム島から来て最初に見えるのは母島です

父島が見えてきました

父島二見港に入ります

小笠原丸より奥に入ります

写ってませんが、この湾内のヨットを停めた横に亀が20匹位泳いでいます。

釣浜でシュノーケリング、グァムより綺麗で、魚も珊瑚も多く、透明度も高い。 向かいは兄島です

夜には岸壁の明かりにマンタやサメが集まります

小笠原丸の出航は、島の民宿、ダイビングサービス等の人達が総出で見送りします、素晴らしい!

900人の乗客に『またきてね~!』

ボート20艇位が追いかけて見送り、ボートから飛び込んだりのパフォーマンスを見せる。

この翌日、客船新日本丸が入港するが、小笠原丸中心のこの島は船が出た後、翌日民宿や店屋は休業になってしまいます。

扇浦海岸で泳ぎました。

浜辺でカヤック競争が行われてました。

通常、小笠原は遠く来ることは大変な事ですが、赤道付近から帰って来ると、もう帰ってきた気分になります。

しかし、まだまだこれから先、日本近海は黒潮の影響や前線の影響を受け荒れる事があり、また本船が増えてくるので、最後まで気を抜けません。

チューク→グァム島

2017年7月2日(日) 14:45ミクロネシア連邦チュークを出航 

7月5日(水) 23:45グァム島 アガットマリーナ着

グァム島近くでイルカがお出迎え併走

アガット・スモールボート・ハーバーに特別に一時的に空いている所を借りる事が出来ました。 ここにダイビングボートを繫留しているGさんの手引きで入港しましたが、深夜24時近くの入港は大変でした。

この桟橋の列にはグァム島の観光オプションツアーで人気の体験ダイビングやイルカウォッチングなどに観光客がひっきりなしに訪れます。

最近は日本人観光客が減り、韓国人と台湾人が主力です。 しかし現地人ボートのクルーはカタコトの日本語で案内説明しているのには笑います。

グァム島の別のマリーナ、マリアナヨットクラブを覗くと

そこにはヨット会のレジェンド『酒呑童子の斉藤実氏』がいました。

斉藤氏は現在83才で、単独世界一周レースに3回出場、過去に8度の世界一周を行った世界的に著名なヨットマンです。(中央)

グァム島でダイビングサービスを行っているGさんのボートでシュノーケリングを楽しみました。

右側Gさん夫妻と、久々の居酒屋で和食、生き返る

グァム島中心のタモン地区を望む

熊岩

熊?  いやビッグな人!

ポンペイ→チューク

2017年6月27日(火)16:00ポンペイを出航

6月30日(金)10:30ミクロネシア連邦 チューク州(トラック諸島) レブロン島(夏島)公共岸壁に到着

381nm( 705km)  2日と10時間30分

パスの傍に灯台が有り、通過する際近くには座礁船が横たわっているので、慎重に進みました。

この島の全体が日本軍の飛行場だった竹島

このチュークは旧日本海軍の本拠地が置かれた太平洋の一大拠点、日本海軍の真珠湾的ポジションの島で、戦艦大和、武蔵、那珂、阿賀野、香取を始め多くの艦船が出入りした環礁です。  ここの環礁には戦時中の船舶や飛行場が多く沈んでおり来島するのは沈船を求める世界中のダイバーが多い。

島には春島、夏島、秋島、冬島、月曜島……等の日本名が付いていた。

港に近づくと何艇ものボートが競艇の如く白波を立てて爆走してくる。

着いて見ると理由が分かりました。各島からこの島のスーパーマーケットや露店に来る買い物客でした。

メインストリート

露店には民族衣装のスカートや薪、バナナ、魚等を売っています。

露店でロブスターが一匹2$と超格安でした。

スーパーマーケットも混んでいます。

店の内部は以外にも綺麗、店員さんのユニフォームもカラフルです。

皆さんカメラを向けると気軽にポーズをとってくれます。

中心部から車で約1時間、悪路で時10km位しか出せない道をタクシーで最奥地にあるザビエル高校にある戦跡を見に行きました。

旧日本軍の海軍通信所であった頑丈な建物は、現在も高校に使われています。

ブルーラグーン・リゾートホテルにて

このホテル内にある戦争遺品には日本軍の旭日旗のカラー紅白に塗られている、土産品のティーシャツにも旭日旗がプリントされていて違和感が有ります。

名前を忘れた別のホテルにて

何処を撮っても絵になります!

手工業品