マストの起倒システム

平潟湾のヨットはどうやってマストを倒して、橋を潜るの? と言った質問が多くあります。


そこで、マストの起倒方法を説明します。

1. ブームの付け根のピンをワンタッチで抜きブーム(マストに直角な帆を取り付ける物)をデッキに下ろします。

2 . バックステーのカムクリートをワンタッチで緩めると、フォアステーが少し緩るみます。
DSC00552.jpg

3. フォアステーを止めているピンを抜きます。




4. 3本のサイドステーの内、マストより前にある1本のステーを外します。
これはワンタッチで外れるようにペリカンフックを採用しています。





5. 起倒用支柱に付けたテークルのシートを徐々に伸ばしマストを倒します。
倒れたらジブファーラーを下に下ろし、支柱も下に下げます。




6. マストがマスト受けまで下がりました。
デッキがシートだらけです、起こすとき引っかからないように整理します。




7. 橋を潜って出港です。 橋までは水面から3.2mです。
向こうからは遊漁船がすれ違います。釣り船や大きなボートも橋に掛らないように工夫しています。

8. 東京湾に出るところです、右側は釣りバカ日誌でお馴染みの釣り船屋 「太田屋」さんです、正面にシーパラダイスが見えます。

DSC00567.jpg



9. マストを立てるのは、この先の海の公園近くの波の影響の少ない場所を選んで、マストを倒した時の反対の工程を行います、
マストを起こすのには電動のウインチを使います。
ラメールのマストの重さは100kg以上あり人力では起こせません。(ウインチが壊れた時は人力です)
大人4人でやっと持ち上がる位の重さです、こんな大変な作業を一人でやるなんて・・・・クレイジー?

この作業中、そばに船が来て波を立てられ、揺れると困ります。

マストを下げるのには約15分位、起こすのには約20分位を要します。

このシステムはマストステップの改造、横揺れ止めなどがあり、ニュージャパンヨットで製作してもらいました、
関東では油壷ボートサービス(ABS)さんが多くの実績を持ち研究されています。


さて、いよいよ出港が近くなりました、次回は寄港地でブログを入力しますが、写真の縮小挿入が難しく、新しく買った8.1の
PCに不慣れなため、しばらくお見苦しいところは勘弁してください。

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